4.セミナー

個人経理【お金を記録する】セミナー開催レポ2

セミナーを開催して2回目。

トラブルが発生してプロジェクターが使えない状態でしたが無事に終了しました。

今回の内容は、『お金の価値が低下 や経費の決め方について』。

 

お金を大事と考える方は多いものの、お金について学ぶ機会がありません。

今回は、

・これから副業を始めたいけど、お金についてどのようにしていけばいいか分からない。

・すでに起業したけど、お金のことを考えたことがない。

という相談がきっかけでセミナーを開催してきました。

 

 

 

お金の記録って必要?

これまで21年お金の記録をしていますが、お金の記録は必要です。

お金を記録することは、未来のロードマップを作る作業のひとつ。

 

自分の現状を把握して、未来に必要なお金がいくらか見積もっておくことは、人生(事業)のお金の地図を作るようなものです。

地図を持たずに旅行をすると迷ってしまいますが、地図があれば迷う可能性を下げてくれます。(もちろん、それでも迷ことはありますが。。)

 

私はこれまで引越し13回経験しており、その時もお金の記録があったから不安なく引越しすることができました。

今の支出、収入のバランスを知っておくことで、選択できる行動も変わります。

お金の記録は後から役に立つことが多く、記録している瞬間は大切さを感じないこともありますが、記録は後で役に立つので、ぜひ記録をしてみましょう。

 

お金の価値が低下

2003年から2017年の14年の間にお金の価値が低下しており、その減少額は年収700万円の方で50万円ほど。

 

これには社会保険料が大きく関わっており、これまでに7%増えています。

更に、消費税も5%→8%に増えており、実際の給料の手取り額が大きく減少しています。

サラリーマンの方は給料の手取り額しか見ていない方も多く、減っている実感が少ないのではないでしょうか。

 

2003年に年収700万円で生活をしてい方が、当時と同じ生活水準を保とうとすると、年収800万円が必要で、16%の収入がアップが求められます。

お金について考える機会は少なく、学ぶ機会もありません。

お金を記録することは、お金を知るファーストステップになり、そこから改善を始めることができます。

次回のセミナー開催は5月6日(月)、ご興味ある方はこちらからどうぞ⇒ 起業・副業前にお金のこと【お金を記録するver3】

 

経費の決め方

経費というは、売上につなげるために必要お金。

特に避けたいのは、売上につながりそうと考えて経費を増やすこと。

経費の基本は、売上につながっているかどうかです。

 

もし、売上につながっているか分からないのであれば、経費の支払先を見てそこから売上があったか見るといいでしょう。

交際費は特に分かりやすいもの。

交際費を使って一緒に飲食された方から収入はありましたか?

又は、その方から仕入はしていますか?

このように考えると、お金に対してケチすぎると言われるかもしれませんが、売上につながらないものを経費にするべきではなく、もし売上につながらないけど、〇〇さんと飲みにいきたいというのであれば、自分の給料の中からいきましょう。

 

経費にするかどうかの判断は、経理担当者や税理士にはありません。あくまで、本人がどうしたいのか。そのための判断基準を作るためにも、記録をして経費が売上につながっているのか、分析が必要になります。

 

まとめ

セミナーを開催して、お金のファーストステップを伝えてきました。

お金を学ぶ機会が少ないからこそ、セミナーを通してお金を学ぶ機会、記録の大切さを伝えていきたいと実感しました。

記録で未来を作る。

をモットーにこれからも継続していきます。

 

【セミナー情報】

・これから起業する。
・今後の事業を伸ばしていきたい。
・お金のことってどうしたらいいか分からないし、誰に聞いたらいいか分からない。

を対象に5月6日(月)にセミナーを開催します。

詳細はこちら→ 起業・副業前にお金のこと【お金を記録するver3】

ABOUT ME
araihirofumi
araihirofumi
経理のフリーランスとして仕事をしている「超経理 新井」です。 資金繰りを通して、お金の診断を行い、手元に残るお金を増やすサポートさせて頂いています。 今のお客さまの中には、1年で売上が6倍、手元に残るお金が10倍になったお客さまもいます。 「攻めたい社長」に並走できる、経営の分かる経理マン。会社の財務基盤を強くする専門家。 ✓毎月のお金の心配から解放されたい…! ✓経理業務の煩わしさを何とかしたい…! ✓社長が本来すべき、未来をつくる仕事に専念したい…! そんなあなたに、客観的に数字に向き合い、タイムリーな財務情報の提供を通じて、テンポの良い意思決定と強い経営基盤づくりをサポートしています。 地味で面倒に思われがちな経理業務ですが、数字が見えているからこそ積極的に経営に係われるはず…!そんな思いを込めて「超経理」と名付けました。