経理を目指そうと思ったきっかけのひとつに、「どこの会社でも経理はある」という理由がありました。
経理はいくつかメリットがあるので、これをまとめてみます。
経理の仕事に興味がある方の参考になればと思います。
どこの会社でも経理はある
会社は決算をしなくてはいけないので、経理は必ずあります。
社内でしている会社もあれば、アウトソーシングしている会社もありますが、経理をまったくしない会社はありません。
これを考えると、日本中に経理の仕事はありますので、就職先を探すこのは他の職種に比べて、見つけやすいと思っています。(条件にもよりますが)
ただ、会社によって処理方法は異なり、特有な性格もあるので、転職の流動性が増したと言っても、経理の方はひとつの会社で長く働く方も多いと感じています。
必要なスキル
経理をするなら、日商簿記2級を持っているほうが有利。
実際に求人を見ると、応募条件を日商簿記2級にしている会社が多く、それがないだけで書類審査で落ちる可能性が上がります。
これまで5社の会社と税理士法人で仕事をしてきましたが、日商簿記2級を持っているおかげで面接までいけたのも事実だと感じています。
その他にも、次のスキルは強みになるでしょう。
①ITスキル
経理で必要なスキルは、会計と税務、財務が必要となりますが、最近はITの発達で効率化が進んでおり、現在はITのスキルの必要性は増しています。
特にExcelは重要で、システムだけで完結できる会社はまだまだ少数派。
実際には、Excelを多くの場面で使うので、出来ると重宝されるでしょう。
②コミュニケーションスキル
経理は静かで計算だけをしていると思われがちですが、実際はそうでもなく、他部署や現場といった社内はもちろん、外部とのやり取り、調整が必要となる機会もあり、コミュニケーションスキルは重要となります。
経理プラスαを磨く
「経理は職人。手に職がつけれる。」と言われたこともあります。経理というのは、専門性が必要で、職人のような感じで、スキルが高いと思われているかもしません。
確かに、会計や税金の知識は必要ですし、決算や申告の場面では専門性も必要になります。
しかし、どんな職業でも専門性は必要で、経理だけが特別な職業とは思ったことはなく、経理プラスαを磨くように意識しています。
例えば、話すスキル。
コミュニケーションスキルとは違う、数字を理解してもらうために、話すスキルも必要となってきます。
特に上層部への説明が多いこともありますので、話すスキルは重要な要素。
私は、話すスキルを磨くために、セミナーを自ら開催したり、動画を撮って話すことをしてきました。その他にも、社内で勉強会を開き、部署内でディスカッションをして話すこともあります。
会計や税金の専門性も大切ではありますが、話す、書くをこれに加えると、更に経理として強みが増えますので、プラスαを磨いていきましょう。
【編集後記】
土日は動画撮影と模様替え、Blogの改善を中心に。最近は足の調子が悪くなかなか長距離を走れていませんでしたが、ようやく走れるようになってきました。