経理は毎月同じようなルーティンがあり、ひとりで経理をする場合だと、自分で早く仕事を進めたり、自分のやり方で改善ができたりなど、自分のペースで仕事を進めることができます。
しかし、複数の人数で経理の仕事をしていると、自分のやり方で改善したり、自分のペースで仕事を進めることができないこともあるのではないでしょうか。
とくに、前工程の処理が遅れたり、自分のところで間違いに気づいたりすると、差し戻しなどのやりとりが発生して、思うように進まないことも起こります。
ただ、経理として月次決算の締め切りがあり、期限を遅らせらせることはできません。
だからこそ、自分の仕事を効率化することは欠かせません。
経理の月次ルーティン
経理には毎月同じようなルーティン処理があります。
毎月のルーティンを書き出すと、
・現金預金の残高確認
・経費の入力
・外注費の計上
・売上の計上
・試算表の作成
・月次決算の報告資料
・経費の支払い
・外注費の支払い
・売上入金のチェック
・資金繰り表作成
・給与計算
・給与支払い
・源泉所得税の支払い
・住民税の支払い
おおまかに書き出すとこのような内容。
月次決算の締めは、会社にもよりますが、4~5営業日が多いのではないでしょうか。
経理には毎月締めがあり、そこから逆算してスケジュールを決めていきますが、前工程が遅れることもあります。
どんなに経理の効率化をしても、そもそも数字の確定が遅れたり、請求書が来なければ早く仕上げることはできません。
月次決算の効率化で気を付けていること
月次・年次を含めて決算を早くするために、まずは自分の仕事を効率化しています。
特に、毎月同じような処理が出るものは、入力を極力しないように改善をしておくことが欠かせません。
月次決算だと、報告用の資料を作っている方もいるのではないでしょうか。
①経費や外注費の計上
②売上の計上
③試算表の作成
④月次決算の報告資料
の流れであれば、④月次決算の報告資料をゼロから作るのではなく、①~③を作れば、④ができあがるカタチへ改善できないか考えてみましょう。
システムにそのような機能が入っていないか、会計ソフトを応用できないか、まずは確認することをおススメします。(こっそり報告資料を変えるのも手ですが。)
まとめ
究極の効率化は仕事を無くすことだと思っています。
経理は毎月同じようなルーティンがあり、そこに掛ける手間は極力減らしていく工夫は欠かせません。
経理をしている方の中には、財務や法務、人事など、経理以外に関わることも同時にしている方がいるのではないでしょうか。
だからこそ、月次ルーティンは最大限の効率化を行い、仕事を圧縮することに取り組んでいきましょう。
【編集後記】
昨日は、突然ネットがつながらないトラブル発生。MTG中に切れてしまったので、スマホで対応。代替え機が必要と感じました。
【新体験】
・履歴書のチェック
・スマホでZOOM