※観察する
経理に就職した話の第3弾。
仕事に限らず、スポーツでも最初は真似ることが始めています。
自分の分からない分野だと、本を読むなど研究も欠かせませんが、より効果が高いのは実際に見て学ぶことだと思っています。
自分のいる環境の中に目指す方がいると、技の習得速度が上がると言われていますが、これは実体験としても感じていることで、周囲の環境(ヒトを含む)が成長を高めるのではないでしょうか。
守破離
守破離という言葉をご存知の方も多いと思いますが、最初は言われたことを守り技を身に付け、それから自分で技を改善をして殻を破り、その後に自分の技を確立するために離れる。
未経験で経理を始めたときは、まさに守破離の「守」。
何も知らないからこそ、上司や先輩から言われたことを守り技を身につけていました。
入社したときは「守」
経理未経験で入社したときは、
・部長(親会社からの出向者)
・課長
・主任
・年上先輩
・年下先輩
の5人。
部長が実務に関わることは少なく、課長以下で業務を回していました。
この中で、課長のスキルや考えは突出して高く、色々と技を学び、課長の求めることや仕事ぶりを研究。仕事への姿勢や考え方も真似るようにして、いまでも心がけています。
そのときに印象的だったのは、「会社として正しいことをして、それで嫌われるなら気にしない。」と言っていたこと。
課長は、自分にも他人にも厳しい方でしたが、仕事に対する信念が強く、人からの信頼は高く、慕われていました。
そのときに見てきたものが、私の経理の考え方の基本になっており、未経験だかこそ、初めて見るものは本質的なことが重要だと考えています。
守破離の「破」
入社してしばらくは言われたことを「守る」ことで精一杯でしたが、少しずつ学んだことを自分で変えることもしていました。
守破離でいう「破」。
何事も基本を身に付けたら、変えたくなります。それで悪くなることもありましたが。
ただ、変化を起こすときは、いいことだけではなく、悪いことが起こる可能性も考えなくてはいけません。
これまでのやり方を変えるときは、ミスも起きやすく、思ったようにできないこともあります。
当時もいくつかやり方を変えていましたが、テスト段階では従来の方法も同時に行うことでミスを防いでいました。
まとめ
経理を始めた当初は、何もわからない状態だったので、
・言われたことを守る
・先輩や上司を観察
だけを繰り返しています。
ただ、ここがいちばん重要で時間がかかる部分。
ここをしっかり固めておくことで、次の「破」につなげつことができます。
いかに、技を観察して自分に身につけるか。
これは他のことでも使えるので、ぜひ試していただければ。
【編集後記】
昨日は、短時間で違う内容の打合せ2本でしたが、頭の切り替えのトレーニングチャレンジしたものの、継続的には減らしたいと感じました。
いちどはトレーニングと思って実践。やってみて自分に合うか判断は必要です。
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