会社員

経理未経験の25歳が経理に就職したときの話⑦【社内のニーズを見つける】

※見つけるために探す

会社員で働いてきて、社内で運動のサークルを作ったことがあります。

・ランニングサークル:40名規模
・フットサル:50名規模
とそれなりに人数を集めることができ、試合にも何度か参加。

フットサルでは全国大会まであと一歩だった試合もありました。

今回は、社内のニーズを見つけるために取り組んだことを書いていきますので、経理から社内の改善に取り組んでみたい方の参考になれば。

社内のニーズ

経理から社内のニーズを考えると、お金のことだけを考えてしまう方もいるかもしれません。

私も社内への改善を考え出したときは、お金のことだけしか頭になく、その改善だけをしていました。

ただ、社内の方と話をする中で感じたのが、経理以外の改善のニーズ。

特に、社内全体でコミュニケーションが不足していたり、部署を超えた取り組みや活動はなく、そこの改善が高いのではないかと考えて始めたのがサークル活動です。

当時勤めていた会社の屋上に、フットサルコートがあったものの、全く使われていない状況で、会社の周辺にもいくつかのフットサル場があり、試合も男女を問わず行われていました。

そこで、これを会社でやってみようと思い、フットサルサークルを作り、仲間を募集を開始。

そのときに取り組んだのが、
①リサーチ
②広報活動
③目標設定
④場づくり
でした。

①リサーチ

社内にフットサルコートがあり、周辺にもフットサル場があるものの、社内にニーズがあるか、参加してくれる方がいるかリサーチしないと分かりません。

ここを間違えてしまうと、誰にも参加してもらえない場合もありますので、まずはリサーチから始めていきました。

社内でフットサルに興味がありそうな方に話を聞き、興味ある方と食後の運動として昼休みにボールを蹴ることから開始。

そこでボールを蹴りながら会話をする中で、
・フットサルをしてみたい
・練習を定期的にしたい
・試合に出てみたい
など、ニーズを確認することができました。

何か始める前に、対象の方にやりたいこと、やってみたいことをリサーチすると、自分が取り組むことが明確になるので、おススメです。

②広報活動

次に行ったのが、広報活動。

社内の方全員に興味があるか確認するのは難しかった(当時は300名ほどいました)ので、チラシを活用して、サークル活動をアピール。

そこに、練習日を記載しておき、まずは運動がてら参加してもらうことを始めています。

これが思ったより効果が高く、10名ほど参加頂きました。

知ってもらうためには、広報活動は欠かせません。これは仕事も同じで、何もしない状態で、いつか見つけてくれると思っていてもなかなか難しいのではないでしょうか。

だからこそ、自分がやっていることを発信して、見つけてもらいやすい状況を作っていく子は欠かせません。

今なら、Blogやホームページ、SNSなど発信方法は多くあります。

もし、何か知ってほしい、見つけてほしいと感じたら、発信を始めてみましょう。

③目標設定

フットサルは5人で試合に出ることができるので、10名集まったときに目標を作るために試合を提案しました。

これは、ただ練習をしていても飽きてしまうと感じたから。

練習を繰り返して楽しんでいく方法もありますが、私は何か始めるなら目標があるほうが長く続くと考えています。

これは、普段の生活でも取り入れており、何事も目標があると工夫や継続ができるようになります。

トライアスロンなら試合を決める、仕事なら期限や完成イメージを作るなど、日々の行動に目標を入れることで期限や練習の目的も出てくるので、仕事もプライベートも、目標を作って取り組んでみましょう。

④場づくり

フットサルを多くの方に参加してもらうには、場づくりも気をつけていました。

みんなが一緒に取り組む機会を作ると、フットサル自体に興味がなくても、応援として試合を見に行きたいと思う方も出てきます。

そのような方とも一緒に何かできると、社内全体でフットサルへの興味が出て、プレーする方も、見る方も一緒に楽しむことができます。

そこで取り組んだのが、会社にあるフットサルコートの清掃活動。

このときは、普段フットサルをしない方も参加頂き、フットサル活動や社内の施設を知ってもらうことができ、更に普段会話をしない方との交流も生まれました。

誰もが参加できる場を作り、社内全体の方に興味を持っていただくことで、結果的にフットサル活動が長く継続できた要因になっています。

まとめ

経理として、数字の改善は必要です。

ただ、経理でも数字以外の改善もできるのではないでしょうか。

フットサルを通して改善できたことは、
・コミュニケーションがしやすくなる
・一緒に仕事もしやすくなる
・社内全体の共通のネタができる
など、数字に直接影響が出るものではありませんでしたが、結果的には経理の改善がスムーズにできるきっかけにはなっています。

もし、社内で何か改善をしたいと思ったら、社内のニーズを見つけて取り組んでみましょう。

そのために、
①リサーチ:フットサルサークルが好きそうな方のリサーチ
②広報活動:チラシの作成
③目標設定:大会への申込み
④場づくり:みんなで協力して清掃活動

に取り組みましたので、参考になれば。

【編集後記】
昨日は、滋賀県でリトリート。船に乗ったり、山でリラックス。その後自宅でBlog。普段インターネットにつながり過ぎているからこそ、遮断する時間も必要かと。
頭も身体もリフレッシュされたので、新しいこと、アイディアも出てきました。

【新体験】
クラブハリエ
水郷のさとまるやま
琵琶湖バレイのイス
イイ・カフェ×ダ・バー

【独立まで39日】

ABOUT ME
araihirofumi
araihirofumi
経理のフリーランスとして仕事をしている「超経理 新井」です。 資金繰りを通して、お金の診断を行い、手元に残るお金を増やすサポートさせて頂いています。 今のお客さまの中には、1年で売上が6倍、手元に残るお金が10倍になったお客さまもいます。 「攻めたい社長」に並走できる、経営の分かる経理マン。会社の財務基盤を強くする専門家。 ✓毎月のお金の心配から解放されたい…! ✓経理業務の煩わしさを何とかしたい…! ✓社長が本来すべき、未来をつくる仕事に専念したい…! そんなあなたに、客観的に数字に向き合い、タイムリーな財務情報の提供を通じて、テンポの良い意思決定と強い経営基盤づくりをサポートしています。 地味で面倒に思われがちな経理業務ですが、数字が見えているからこそ積極的に経営に係われるはず…!そんな思いを込めて「超経理」と名付けました。