現代は、車や電車が発達したことがあって早く移動ができます。
更に、忙しさもあり、歩く速度も上がっていて、自転車でも、つい早く移動してしまう方も多いのではないでしょうか。
以前、ゆっくり移動することがなくなった現代だからこそ、あえてゆっくり進む体験(水郷めぐり)をしました。
今回は、そのメリットを書いていきますので、少しのんびりと移動を楽しみたい方の参考になれば。
水郷めぐりとは
水郷めぐりは、湖の水路を船で回るもので、現在は営業しているのは4社。
https://www.omi8.com/omihachiman/suigo/
会社により、手こぎ船とエンジン船があります。
水郷めぐりの歴史は、織田信長や豊臣秀次が戦国の世の疲れを癒すため、宮中の雅やかな遊びを真似たことが始まりと言われています。
日本三大水郷のひとつにあげられている近江八幡では、田んぼへの足として水路を使っていたこともあり、男女問わず船をこげないと仕事にならなかったと船頭さんが言っていました。
後で調べたことですが、この水郷は、国の重要文化的景観第一号にも選ばれており、ラムサール条約湿地として西の湖と長命寺川が登録。
「白王・円山」は、日本の里100選に選ばれるなどその貴重な水環境は国内外から高い関心を寄せられているとのこと。
船の中は、風は通りますが、夏だと暑さは避けられないので、春と秋がおススメです。
屋根があるので、多少の雨でも問題はありませんが雨が降ることにより水量が増えると、橋の下を船が通ることができなくなる場合もあるので、事前の天気には注意しましょう。
ゆっくり進むメリット
ゆっくり進むメリットは、見落としがちなものを気づかせてくれることだと感じています。
現代は、時間の流れが早く、常に時間に追われてしまうことが少なくありません。
朝起きて、仕事の準備、会社に通勤して、仕事をこなし、夜は夕食を済ませて、寝るだけの1日になってしまい、スケジュールに空白がないこと方もいるのではないでしょうか。
時間に追われた生活になると、ゆっくりと移動をしている時間もなく、常に早さだけ求めて、日常の中で見落としてしまうものが増えてきます。
水郷めぐりは、船頭さんの手漕ぎ船で進んでいくため、ゆっくりと進むため、風や草木、鳥を見ることができました。(推定速度は、時速3~5kmくらい)
ゆっくり進むことで、見たものに対して考える余裕が生まれます。これは普段の仕事も同じことで、何かアイディアが出たときに、そのままにするか、具体的に考えてカタチにするかは大きな違いになります。
ゆっくり進むことは日常的にはなかなか難しいからこそ、そのような環境の中でじっくりと考える時間を持つことはおススメです。
まとめ
この水郷めぐり、最初はただ船に乗るだけかと思いましたが、思った以上に気づきもありました。
更に、船頭さんがおもしろく、真面目な話からギャグのような話も聞き、爆笑するくらい笑ってしまう場面もあります。
考える時間を持つだけではなく、ゆっくりと過ごしたい時間をあえて船の上というのもいいのではないでしょうか。
【編集後記】
昨日は、所得拡大促進税制の集計方法のマニュアル作成と賞与計算の改善。引継ぎは順調ですが、細かな部分で抜けもありました。
夜はプレゼン資料の見直し。今日がそのプレゼンです。
【新体験】
所得拡大促進税制の集計方法をマニュアル化
【独立まで32日】