経理で起業するときにこだわったのはオンラインでした。
私はオンラインにこだわったからこそ、起業できたと考えており、オンラインがなかったら起業はできなかったと言い切れます。
・経理のオンライン
経理はオンラインができる職業だと考えており、仕訳処理、月次決算、法人成もオンラインで完結することができます。
「経理はオンラインにできない」
「経理は必ず出社が必要」
と言われることもありました。
私も、会社員のときは出社が当たり前で毎日電車や自転車を利用して通勤していたことがあります。
ただ、当時の私はオンラインに合った仕事のやり方を知らなかっただけだと考えています。
クラウド会計ソフトやDropboxなどのデータ保存ツール、ZOOMも起業当初は使っておらず、紙や電話が当たり前だった私には気づかないことでした。
このときに、色々なツールやソフトを調べて、手探りながらも使ったことが、オンラインの力を磨き、起業につなげることができた要因のひとつでしょう。
・オンラインの活用方法
起業後もオンラインをフルに使って、仕事を進めています。
打ち合わせはZOOM、データの共有はDropboxやGoogleDriveなどのクラウドを使い、会計ソフトもクラウドのソフトを使っています。
オンラインを利用するメリットは大きく3つ。
・広範囲での営業活動
・移動時間の削減
・仕事の速度向上
・広範囲での営業活動
オンラインを活用することで、お客さまは全国、世界中でも仕事をすることができます。
営業の範囲が広がるということで、自分の仕事の軸に合ったお客さまに出会える確立も上がるでしょう。
営業方法も、過去に私が経験した飛び込み営業やテレアポに変えて、BlogやSNSで営業をすることもできます。
オンラインを使うことは、営業範囲の拡大につながるので、経理で起業を目指すなら取り組んでみましょう。
・移動時間の削減
オンラインにすることで移動時間がなくなります。
自宅でも仕事や打ち合わせをすることができるため、移動時間ゼロで完結させることもできます。
私は、セミナーも2019年8月27日以降はオンラインに切り替えており、それ以降のセミナーは基本的にオンラインのみ。
移動時間がなくなれば、移動による疲労もなくなり、準備もすぐにできて、忘れ物を心配する必要もなくなるため、メリットが大きいのではないでしょうか。
・仕事の速度向上
オンラインを利用することで仕事の速度は上がります。
その中で大きなものは、紙を使わずデータを使うこと。
経理がオンラインで仕事ができないイメージが強いのは、紙の資料が大きく影響しているのではないでしょうか。
実際に紙の資料しかない状態だと、オンラインで仕事をしていくことは難しいです。
経理が紙を受け取り、紙で仕訳を作り、紙で決算書を作る。(今はないと思いますが。。)
経理で扱う紙をデータに変えるだけでも、仕事の速度は上がるため、オンラインで経理をしていくためには欠かせません。
具体的には、銀行の通帳をインターネットバンキングに変えてデータで取引明細をダウンロード、クレジットカードの利用明細もCSVで取得することができます。
これらをひとつずつ変えていくことで、処理上は紙をゼロにすることも可能です。(保存はしなくてはいけませんが)
・まとめ
経理で起業するためには、オンラインを利用することが欠かせません。
そのためには、今使っているツールやソフトにこだわるのではなく、いかに新しいものを使っていくかがポイントになってきます。
更に、起業後もオンラインにこだわることで、効率化のスキルが磨かれるので日々トレーニングをしていきましょう。
経理で起業はちょっと前は難しかったものの、今は経理で起業も選択肢のひとつではないでしょうか。
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