今回、出演させていただいたのは、FBCテレビ「朝だよ!ハピネスふくい」。
「かける思い ふくい桜マラソン(※)」と題して、効率良く走るコツをお話させていただきました。
※北陸新幹線福井・敦賀開業にあわせて2024年3月31日に開催される『ふくい桜マラソン』
・フルマラソンに挑戦したい方
・効率よく走りたい方
に向けてお話させていただきました。
放送はこちら↓
効率よく走るために必要なこと
効率よく走るためには、
1.呼吸方法
2.運動を習慣化させること
が必要です。
1.呼吸方法
走っているときは、呼吸が苦しくなるので、つい「吸う」ほうを意識しがちになってしまいます。
そのため、大切なのは「吐く」こと。
身体の中にたまった二酸化炭素をしっかり吐くことで、酸素が入り呼吸が楽になってきます。
呼吸としては、鼻で吸って口で吐いていきましょう。
2.運動を習慣化させること
運動を習慣化させるのって難しいですよね!?
そこで、日常生活に運動を取り入れることをおすすめします。
例えば、
・歩いて移動する
・ひと駅前で下りて歩く
・階段を使う
など、日常生活の中で運動をしてみると、運動が習慣化しやすくなります。
運動が習慣化したら、10分歩いて10分走るなど、少しずつ走ることを取り入れていきましょう。
ランニングフォーム
ランニングフォームで大切なのは、
1.姿勢
2.腕振り
3.脚の動き
です。
1.姿勢
姿勢は身体をまっすぐ保つために、「おへその下=丹田」に力を入れてください。
ここに力が入っていないと、身体が前後や左右に倒れてしまいます。
更に、頭が空に引っ張られて、身体が上に引き伸ばされているようなイメージを持ってまっすぐ保ちます。
この状態を保って、目線を30mほど前を見て走ります。
2.腕振り
腕振りは、2つのポイントがあります。
それが、①肩の位置と②腕の振り方。
①肩の位置
まず最初に息を吸って肩をすくめていき、「フッ!」と息を吐きます。
このときに肩の力が抜けた状態になるので、この状態を保っていきましょう。
この息を吐いて肩をリラックスさせる方法は、走っている途中でも何度か行うことで、ラクに走れるようになります。(実際に新井も走っているときは何度かしています)
②腕の振り方
腕振りは、肘を90度に保った状態で、肘を引いて太鼓をたたくように腕を振っていきます。
最後に、手は強く握ったり、開いたりせずに、生卵を持つような感じで軽く輪っかを作ります。
マラソンでは、後半になると脚が疲れて動きにくくなってくるので、推進力を付けるためにも、腕振りは重要になるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
3.脚の動き
脚の動きは、腕振り以上に難しくなるので、ひとつずつ解説していきますね。
脚の動きで重要なのは、
①膝から出す
②重心(腰)の真下で着地する
①膝から出す
走るときは、脚(シューズを履いている部分)が先に出てしまう方が多いのですが、膝から出すことが重要です。
ここは分かりにくい部分なので、細かく説明すると
「膝にシューズを履かせたと思って着地してみてください。」
こうすれば、自然に膝が先に出せるようになります。
着地は大丈夫なの?
と思われるかもしれませんが、膝を先に出して着地しようとすれば、脚は勝手に付いてきます。
②重心(腰)の真下で着地する
そして、着地は重心(腰)の真下で着地するようにします。
重心の前で着地をしてしまうと、膝に負担がかかってしまい、ケガの原因になります。
更に、重心の真下で着地することで、地面からの反発を推進力に変えることができるので、ラクに速く走ることができるようになります。
もし、文字だけで難しいときは、こちらの動画の11分30秒くらいを見てください。
マラソンの魅力
マラソンの魅力は「達成感」。
ゴールしたときの達成感は非常に大きく、それが好きで走っています。
ただ、マラソンの達成感って「ゴールしないと分からない!」
ため、これまで走ったことがない方にはなかなか伝わりません。
これまで、走ったことがない方は、まず5kmでもいいので、マラソンを走ってみてください。
マラソンは、辛いものですが、身体が健康になり、友達も増えていきます。
この他にも、過去の自分を超えていく過程、辛いことを達成できた喜びもマラソンの魅力のひとつと言えるでしょう。
ランニング人口を増やしたい
ランニングを通して、福井県が元気になり、そこから街おこしをしたいという想いで日々の活動をしています。
今回の、ふくい桜マラソンを通して、ランナーだけではなく、応援する方一緒に楽しめる大会にしたいと思っています。
それが、ランニング人口の増加につながるのではないでしょうか。
テレビに出演してみての感想
私が25年間、取り組んでいるランニング。
自分の趣味が活かせるものであったこと、ランニング人口を増やしたいという想いがあったことから、この取材を受けさせてもらいました。
将来は自分でも、大会を開催したいと思っているので、ランニングの普及活動をこれからも継続していきたいと、思い直すきっかけになりました。