※全体像を把握する
経理の効率化は業務の全体を把握して、入口の整備をしていくことが必要です。
チームで仕事をしているなら、経理業務をブラックボックスにせずにチーム全体で共有することも必要になるでしょう。共有できない数字(給料など)もありますが。
経理の効率化
経理の効率化は、お金が動いてからでは遅いことが多いです。
例えば、入金作業の効率化をするときに、次の流れでは入金作業の効率化は難しいでしょう。
①営業で物を販売して
②手書きの請求書を発行
③会社に入金されて経理
入金が100件あったとして、入金処理が多いから効率化したい。
と思うなら、『①営業で物を販売』するときの販売方法から見直さなくては効率化は進みません。
販売方法を効率化することで、販売~請求書発行~入金までの流れがスムーズに流れて、最終的に経理の効率化が進みます。
全体把握と入口の整備
経理の効率化をするには、前述の仕事の全体把握が欠かせません。
特に仕事の受け方が非効率だと、効率化は難しくなります。
電話で注文を受ける、手書きで注文を受けるなど、仕事の受ける段階で効率化ができる仕事かできない仕事かが分かれてしまいます。
仕事が始まる前の仕事から経理までの全体把握をすることで、効率化ができるかどうか決まるので、経理の効率化をするときは、まずは全体把握を行い、入口を整備しましょう。
共有
仕事の共有は、全員で行うことがおススメです。
経理の仕事を効率化する場合でも、チームで動いている場合は、営業や広報、システム部門など他の部署との共有は欠かせません。
経理はお金の部門だから、他の部署に出すことはできない、数字が他の人に知られたら困るという理由で効率化が進まないとしたらもったいないと考えています。
給与など、知られてはいけないものはありますが、会社の数字に関してはチーム全体で共有しても問題が出ることは少ないのではないでしょうか。
売上、経費、利益などチームで働くのであれば、共有することで目標にもなり、モチベーションが上がると思います。
更に、経理の効率化を進めることを他の部署と共有することで、他の部署の効率化につながることもあります。
経理の効率化をするときは、全体共有をしていくことをおススメします。
まとめ
経理は会社のバックオフィス業務と言われていますが、後ろで待っているだけでは効率化は進みません。
経理の効率化をするなら、経理が前に出ていき、全体把握と入口の整備、そして共有を進めてみましょう。
会社のバックオフィス業務を知っているからこそ、経理が前に出て改善を提案したり、他の部署と協力することが経理にも必要ではないでしょうか。
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