ひとり起業は改善速度が早く、会社で働いたときとは大きく異なります。
会社で改善をしていくには、社内の協力が必要になります。
経理の改善であっても、部署を超えて理解して、動いてもらわなければならず、改善していくにはひとり起業よりも時間がかかるでしょう。
今回は、中途入社で経理を始めた私が、業務改善に取り組んだ過程で取り組んだ、組織の改善について書いていきますので参考になれば。
中途入社で改善に取り組むまで
中途入社で改善に取り組むまでには時間がかかります。
中途入社で経理として採用されるには、ポテンシャルを見られることもありますが、経験や実力を見られることの方が多く、基礎的なスキル欠かせません。
ただ、経理のスキルがあっても入社直後は足りないものがあります。
それが、
①会社特有の経理の理解力
②周囲との連携力
①会社特有の経理の理解力
会社によって経理はやり方が異なってきます。
正確にいうと、経理の科目や経理するまでの業務フローが異なってきて、これまでのやり方が通用しないこともあるでしょう。
会社特有の経理は、覚えるしかないこともあります。
入社直後は、会社特有の経理に戸惑うこともあるかもしれませんが、まずはひと通りの流れを覚えていくことをおススメします。
私は、全体像が把握できないと、改善できないと考えており、最初の内は全体像の把握をするために時間を使い、そこから改善案を考えてきました。
②周囲との連携力
入社直後は、周囲との連携がうまくいかないこともあります。
私は、名前を覚えるのが苦手なこともあり、特に最初は周囲との連携に苦戦。
だからこそ、名前と一緒に共通の話題を見つけたり、仕事で困っていることなどを会話の中から見つけて、まずはコミュニケーションをとるようにしていました。(得意にはなってませんが)
コミュニケーションが上手くいくと、周囲との連携がスムーズになり、細かな部分のすり合わせも進んでいきます。
最初は部署内の小さな改善で実績を作る
改善を進めていく前に、まずは部署内で小さな改善で実績を作ることがおススメ。
社内で改善を進めていくためには、実力も必要になりますが、信頼関係も欠かせません。
中途入社した直後は、周囲からの信頼関係はありませんので、小さな改善でもいいので改善した実績を作っていくことが必要になってきます。
そこで、自分の所属している部署で小さな実績を積み重ねてみましょう。
小さな実績を積み重ねることで、部署内で信頼関係ができて、そこから少しずつ周囲に信頼関係をできていきます。
部署を超えた仕事の理解
経理と言っても、他部署の仕事の内容ややり方を理解する必要はあります。
どのような仕事を、どのような方法で仕事をしているか。
ここを理解できるようになれば、改善の話もより具体的になり、相手の仕事を理解しているからこそ、信頼関係もできるのではないでしょうか。
私は、他部署の仕事を知るために、疑問に思ったことを聞くと同時に、仕事の進め方も確認して、改善する部分はないか確認しています。
これは今も同じで、会話の中で仕事の話を聞くだけではなく、実際の作業を見せてもらうことで、仕事中身を深く理解して、自分に落とし込んでいます。
経理が積極的に他部署に出向くことで人としての信頼も上がりますので、積極的に他部署に出かけていってみてはいかがでしょうか。
まとめ
私は、新卒で入社した経験がないので、中途入社しかありません。
初めて経理で入社したのは、25歳。
周囲に(社歴上は)先輩しかおらず、転職をしても当然先輩しかいませんでした。
ただ、中途入社でもただ経理をするのではなく、改善に取り組んでいくことで、仕事のスキルは上がります。
改善に取り組むためには、自社の経理の理解だけではなく、周囲との連携も欠かせません。
そのためには、他部署の仕事も理解やコミュニケーション、小さな改善の実績を積み重ねていく必要があり、時間もかかるのではないでしょうか。
一足飛びに改善には向かいませんが、まずは足場を固めて取り組んでみましょう。
【編集後記】
昨日は、朝にBlogとランニング。その後はOFF。いくつか新しいスポーツに挑戦してみて、結果的には新しい発見もありました。まだBlogに書きます。
夜は焼き肉を。
【新体験】
・焼き肉牛信
・みるみる本舗