個人経理

『家計の経理業』家計簿で見ているところ

家計簿をつけて23年。高校生から家計簿をつけおり、社会人になった今でも家計簿を毎日つけて、生活に活かしています。

家計簿は、記録してからがスタートになり、活かしてこそ効果が出てくるので、書くだけではなく、家計簿を活かす仕組みを作っていきましょう。

家計簿を書いている方の参考になれば。

家計簿で毎月見ているところ

①時系列で変動をチェック
②生活費:税金:投資=1:1:1

家計簿は毎月1日に集計をして、家計簿や数字の分析や計画を含めて月に60分ほど振り返る時間を作ってます。

①時系列で変動をチェック

家計簿を見るときは、数字を時系列にならべて見ています。その理由として、お金の流れと変化を捉えるため。

私の場合は、変動費の被服費(服飾関係)、消耗品は季節変動も大きく、毎年の傾向や家族の変化(こどもの成長を含め)をあらかじめ予測。

そこに向けた予算の組み替えや資金の準備を事前に把握しておくことで、突然の出費に備えることもでき、計画的なお金の利用ができるようにしています。

特に、消耗品は変化が大きいので、そこに向けた資金を準備するために、毎月決まった額をためる仕組みを作って運用。

これにより、いざ別のことで資金が必要になった場合でも、ダメージを抑えることができるのでオススメです。

②生活費:税金:投資=1:1:1

収入のざっくり、生活費と税金、投資の項目に分けています。

割合は、生活費:税金:投資=1:1:1。
あくまで目安なので、厳密にしてはいませんが、ひとつの参考として捉えて頂ければ。

生活費:食べていくために必要な費用で、家賃や食費、消耗品等
税 金:収入から引かれる、社会保険や税金
    会社員の方で、給料が入金される時点で引かれていますので考慮しなくて大丈夫です。
投 資:貯金や教育費、住宅ローンなど(将来の資産になるような項目)

割合は、現状の状況(持ち家か賃貸か、お子さんの有無)によっても変わってきますので、参考値として、見ておきましょう。

お金の管理で気をつけていること

①将来の支払いを考慮
②定額サービスは年払いで払う

最近は、カード払いにしているものも多く、今の現金預金の残高と実際に使えるお金が違うことがあります。

将来の支払いを把握しておき、実際に使えるお金を把握するようにしています。

①将来の支払いを考慮

お金の記録は毎朝経理して、現金預金の残高を見ています。

現金預金は、現在の残高を表示するとともに、未払金(カード支払など)を差し引いた残高もわかるようにしておき、実際に使えるお金を管理しています。

これにより、カード支払が来たタイミングで、使えるお金が大きく減少するのではなく、リアルタイムにお金の使い方を考えることができるので、カード支払を利用する方にはオススメしています。

②定額サービスは年払いで払う

カード支払以外にも、サブスプリクション契約をしている場合は注意が必要です。

最近は定額サービスが多く出てきている分、なんとなく契約を続けているものがないか見直しは欠かせません。

定額サービスは、気づいたらお金を払うことになっているため、意識的に見直しをしないと、継続的に課金されるため、気をつけておきましょう。

私の場合は、サブスプリクション契約をするときに、年間でいくらになるか計算して、できるなら年払いをするようにしています。

月々の少額でも、年額に直すと金額が大きくなるので、本当に必要か判断もつきやすくなります。

年額を先払いしてでも使いたいものか、いちど見直しをしてみましょう。

まとめ

家計簿は毎日つけて振り返る。

言うのは簡単ですが、継続は大変なこともあります。

しかし、家計簿をつけることのメリットは大きく、自分の資産だからこそ、自分でつけていくことが必要です。

継続で大切なのは、1円単位までこだわらないこと。

1円単位を気にすると継続が苦しくなるので、金額が合わないときは「小口調整」などにしておき、まずは継続していくことを意識してみましょう。

【編集後記】
昨日は会社の月次を含めて3社の月次決算。月初に集中する仕事の振り分けが今後の課題です。

【新体験】
・エビピラフ味のコーンスナック
・スーパーカップのカスタードクッキー

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araihirofumi
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経理のフリーランスとして仕事をしている「超経理 新井」です。 資金繰りを通して、お金の診断を行い、手元に残るお金を増やすサポートさせて頂いています。 今のお客さまの中には、1年で売上が6倍、手元に残るお金が10倍になったお客さまもいます。 「攻めたい社長」に並走できる、経営の分かる経理マン。会社の財務基盤を強くする専門家。 ✓毎月のお金の心配から解放されたい…! ✓経理業務の煩わしさを何とかしたい…! ✓社長が本来すべき、未来をつくる仕事に専念したい…! そんなあなたに、客観的に数字に向き合い、タイムリーな財務情報の提供を通じて、テンポの良い意思決定と強い経営基盤づくりをサポートしています。 地味で面倒に思われがちな経理業務ですが、数字が見えているからこそ積極的に経営に係われるはず…!そんな思いを込めて「超経理」と名付けました。