Step3「単価を知る」
前回の記事では、経理改善の3つのポイントのうちの二つ目、「経費の割合を知る」をお話ししました。
今回は最後のポイント、「単価を知る」についてです!
「売上の分析」「単価を知る」「売上を伸ばすには」の3つを説明していきます。
最初にゴールの部分から言ってしまうと、売上を伸ばすには・・・
単価と人数(数量)で売上は変化します。
なので、単純に単価か数量どちらかを増やせば売り上げは伸びるわけです。
新井がやってきたパターンを参考までに紹介すると、
- まず取引先ごとに売上を出して単価を出した。
- その上で、単価を上げた方がいいのか、数を増やした方がいいのか、色々取り組んでみた。
- 数を増やしたケースでは「これは消耗戦になるな・・・」と感じた。
- なので、単価をいかに上げるかに注力!
- 単価を上げることによって事業が安定し、時間もできて未来への投資もできるように!
…ということで、結論からいうと、新井のオススメは単価アップです!
皆さんも今回の記事を読みながら、単価を上げるのか数を増やすのか、どちらがいいのか考えてみてください。
売上をサービスごとに分類する
まず始めにやっていただきたいのは、売上の分析です!
売上をサービスごとに分類してみてください。
どのサービスでどれくらいの売上があるのか、分かりやすくなりましたね。
単価を知る
次に、数(人数、時間、個数など)を入力して単価を出していきましょう。
ここで下の図を見てください。これは新井の場合ですが、
必ずしも売上が高い=単価が高いというわけではないことが分かりますね。
単価を知ることで、どのサービスを伸ばすと効率よく売上が伸びていくのか考えることができます。
もっと売上を伸ばすには・・・?
では、売上を伸ばすために何をしていくのか。
やり方は「数量を上げるケース」と「単価を上げるケース」の2パターンあります。
まず、数量を上げる場合です。
下の図を見ていただくと、人数を10%増やすと確かに売上は10%増えますが、同時にコスト(経費・時間)も増えます。
新井の場合、セミナーは人数が増えると広い会場が必要になり、その分会場の使用料(コスト)が上がってしまったことが実際にありました。
数を増やしていっても、売上としては上がるがコストも増えてしまいます。
そこで、もう一つのパターン、単価を上げる方法に切り替えました。
単価を上げても、かかるコスト(経費・時間)はほぼ同じ!
単価を上げることにより、事業も安定して回せるようになりました。
結局のところ、数だけを追っていくと、低単価の場合、消耗パターンに陥りがちです
やはり売上を伸ばすには、これ!
単価アップが新井の一番のオススメです!
みなさんも、単価アップのために何が必要なのかをぜひ考えてみてください。
まとめ
ではここまでのまとめです!
まずは売上を分析しましょう。
売上を伸ばすには、時間に余裕がある方は数を増やすのも手だと思います。
ただ、時間に余裕が欲しい方は単価を上げていくのがオススメです
新井のオススメは単価アップです!
単価を知るために、ワークをやってみましょう!
最後に、ワークをやってみましょう!
サービスごとに、年間売上、人数を記入して単価を出してみましょう。
思ったより自分の単価が高いと感じるのか、低いと感じるのか、
それによっても今後の戦略は変わってくると思いますので、ぜひやってみてください!
いかがでしたでしょうか?
次回は、これまでの「個人事業主の経理改善」おさらい記事です!
あなたの時間とお金の余裕を取り戻すために、新井と一緒に学んでいきましょう!