※減らす
経理に就職した話の第5弾。
今回は、初めて改善をしたときの話を書いていきます。
「経理はお金を生まない」。これは、就職してから上司に言われたことであり、それを感じるからこそ、経理の改善や効率化に取り組んでいます。
ただ、「利益を生む」ことに関しては、経理でもできることがあるのではないでしょうか。
経費の削減で利益に貢献
売上を作ることや、お金を生むことは何かを売らないとできないので、経理では難しいでしょう。
ただ、利益を生む方法はあります。
利益は、売上と経費の差額で計算されるため、「売上を伸ばす」か、「経費を減らす」かのどちらかができれば、利益を生むことができます。
経理ができるとしたら、経費の削減。
経理を始めて最初に取り組んだ経費削減は「郵送料」でした。
初めての経費削減は年間12万円
当時、勤めていた会社では支社間(大都市のみ)の書類の郵送が頻繁に発生しており、郵送料は月に2万円ほど。
取引き頻度が多いことと、郵送先が固定されていることから、いくつか郵送業者をピックアップして、配送業者への交渉を行い、結果的には、月に1万円の経費削減ができて、年間にすると12万円ほどの利益を増やすことができました。
このときに取り組んだのは、次のようなこと。
①調査
郵送会社を変更するために、いくつか調査をしましたが、ここに時間がかかっています。
新しい取引先を探すときも同じですが、多くの会社がある中でどこに依頼するといいか迷うところです。
今だと、ネットで一括見積もりができることもありますが、当時はそのようなものがなく、自分で調べるしかありません。
そこで、郵送をする業界を調査。
これは今でもやっていますが、何か調べるときは、その業界を見るようにしています。
業界全体を見ることで、新しいサービスや効率的なもの、値段など複数の情報を手に入れることができます。
そのとき選んだ会社は、大都市のみ郵送をしている会社でした。
特化していることもあり、値段も安く、こちらのニーズと一致したこともあり、依頼を決定しています。
②支社への周知
郵送会社を変更すれば、各支社への周知や郵送方法などを伝えなくてはなりません。
このときも、担当者への連絡やマニュアルの作成を行い、スムーズに移行できました。
この移行を速やかにかつ、正確に行うことは欠かせません。
特に、変化を嫌う方が多い場合は注意しましょう。
③効果の測定
経費削減になると分かっていても、最初は仮説にすぎません。
経費削減に向けて取り組む会社は多いですが、効果測定までしている会社は少ないのではないでしょうか。
経費削減の活動も、実績を出してこそ意味があります。
だからこそ、自分の取り組みと活動内容に加えて、その結果を報告。
どのような活動であっても、結果を確認することは重要です。
効果が出ないと結果報告はやりにくいかもしれませんが、取り組みをしてすべていい結果が出るとは限りません。
結果が出なかったときは、次の改善につながりますので、ぜひ結果の確認までしていきましょう。
まとめ
初めての改善では、年間12万円の経費削減に成功したもの、当時の印象としては労力の割には少ないなと。
ただ、この経験があったからこそ、次の改善につながりました。
結果が大きいのに、越したことはありませんが、まずは改善の活動と結果の確認。
最初のステップはやりきることだと感じています。
もし、これから経理の改善に取り組んでいこうと思う方は、まずは行動して結果を確認することをおススメします。
【編集後記】
昨日は、自宅のネットトラブルが解消。ルーターの問題でした。夕方にスイムのトレーニング。初めて750mをウェットスーツなしで泳ぎ切れました。
【新体験】
スイミングで750m泳ぐ
クリスピーポテト
【独立まで51日】