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経理未経験の25歳が経理に就職したときの話⑤【初めての改善は年間12万円の経費削減】

※減らす

経理に就職した話の第5弾。

今回は、初めて改善をしたときの話を書いていきます。

「経理はお金を生まない」。これは、就職してから上司に言われたことであり、それを感じるからこそ、経理の改善や効率化に取り組んでいます。

ただ、「利益を生む」ことに関しては、経理でもできることがあるのではないでしょうか。

経費の削減で利益に貢献

売上を作ることや、お金を生むことは何かを売らないとできないので、経理では難しいでしょう。

ただ、利益を生む方法はあります。

利益は、売上と経費の差額で計算されるため、「売上を伸ばす」か、「経費を減らす」かのどちらかができれば、利益を生むことができます。

経理ができるとしたら、経費の削減。

経理を始めて最初に取り組んだ経費削減は「郵送料」でした。

初めての経費削減は年間12万円

当時、勤めていた会社では支社間(大都市のみ)の書類の郵送が頻繁に発生しており、郵送料は月に2万円ほど。

取引き頻度が多いことと、郵送先が固定されていることから、いくつか郵送業者をピックアップして、配送業者への交渉を行い、結果的には、月に1万円の経費削減ができて、年間にすると12万円ほどの利益を増やすことができました。

このときに取り組んだのは、次のようなこと。

①調査

郵送会社を変更するために、いくつか調査をしましたが、ここに時間がかかっています。

新しい取引先を探すときも同じですが、多くの会社がある中でどこに依頼するといいか迷うところです。

今だと、ネットで一括見積もりができることもありますが、当時はそのようなものがなく、自分で調べるしかありません。

そこで、郵送をする業界を調査。

これは今でもやっていますが、何か調べるときは、その業界を見るようにしています。

業界全体を見ることで、新しいサービスや効率的なもの、値段など複数の情報を手に入れることができます。

そのとき選んだ会社は、大都市のみ郵送をしている会社でした。

特化していることもあり、値段も安く、こちらのニーズと一致したこともあり、依頼を決定しています。

②支社への周知

郵送会社を変更すれば、各支社への周知や郵送方法などを伝えなくてはなりません。

このときも、担当者への連絡やマニュアルの作成を行い、スムーズに移行できました。

この移行を速やかにかつ、正確に行うことは欠かせません。

特に、変化を嫌う方が多い場合は注意しましょう。

③効果の測定

経費削減になると分かっていても、最初は仮説にすぎません。

経費削減に向けて取り組む会社は多いですが、効果測定までしている会社は少ないのではないでしょうか。

経費削減の活動も、実績を出してこそ意味があります。

だからこそ、自分の取り組みと活動内容に加えて、その結果を報告。

どのような活動であっても、結果を確認することは重要です。

効果が出ないと結果報告はやりにくいかもしれませんが、取り組みをしてすべていい結果が出るとは限りません。

結果が出なかったときは、次の改善につながりますので、ぜひ結果の確認までしていきましょう。

まとめ

初めての改善では、年間12万円の経費削減に成功したもの、当時の印象としては労力の割には少ないなと。

ただ、この経験があったからこそ、次の改善につながりました。

結果が大きいのに、越したことはありませんが、まずは改善の活動と結果の確認。

最初のステップはやりきることだと感じています。

もし、これから経理の改善に取り組んでいこうと思う方は、まずは行動して結果を確認することをおススメします。

【編集後記】
昨日は、自宅のネットトラブルが解消。ルーターの問題でした。夕方にスイムのトレーニング。初めて750mをウェットスーツなしで泳ぎ切れました。

【新体験】
スイミングで750m泳ぐ
クリスピーポテト

【独立まで51日】

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araihirofumi
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経理のフリーランスとして仕事をしている「超経理 新井」です。 資金繰りを通して、お金の診断を行い、手元に残るお金を増やすサポートさせて頂いています。 今のお客さまの中には、1年で売上が6倍、手元に残るお金が10倍になったお客さまもいます。 「攻めたい社長」に並走できる、経営の分かる経理マン。会社の財務基盤を強くする専門家。 ✓毎月のお金の心配から解放されたい…! ✓経理業務の煩わしさを何とかしたい…! ✓社長が本来すべき、未来をつくる仕事に専念したい…! そんなあなたに、客観的に数字に向き合い、タイムリーな財務情報の提供を通じて、テンポの良い意思決定と強い経営基盤づくりをサポートしています。 地味で面倒に思われがちな経理業務ですが、数字が見えているからこそ積極的に経営に係われるはず…!そんな思いを込めて「超経理」と名付けました。