※カレーを分ける
起業をするなら、今の仕事ができなくなったときにどうするかを決めておくことが必要です。
起業をしても、今やっているビジネスが永久に安泰とは言えないでしょう。
契約を解除されたり、契約を解消することもありますし、取引先が事業をやめてしまう可能性もあります。
だからこそ、リスクヘッジとして、今の仕事ができなくなった後のことも考えるようにしています。
今の仕事がなくなる可能性
①過去の経験
私は、23歳からアルバイト生活を1年半ほどしていましたが、そのときもリスクヘッジが役に立っています。
当時は、飲食店のアルバイトで働いており、朝はパン屋、夜は焼き鳥Barで働いて、収入を半分ずつになるようにシフトに入るようにしていました。
ある日突然の社長からの報告で、朝のパン屋を閉店する旨が伝えられ、1週間後にはなくなるとのこと。
急なことで、次のアルバイト先を見つける余裕はありませんでしたが、収入が半分でも何とかやっていける状態だったので、夜の仕事を中心にすることで、しのぐことができました。
もし、収入が朝のパン屋のみだったら、ダメージは大きく、メンタル的に余裕もなかったでしょう。
この経験から、複数の収入源を作っておく重要性を感じました。
②今の仕事がなくなる可能性
今の仕事がなくなる可能性を考えると、どんな仕事でもありえます。
ただ、職種がまるごとなくなることは考えにくく、仕事のいち部がなくなる可能のほうが高いのではないでしょうか。
例えば、私の仕事である経理。
経理は、将来はAIに仕事を代替される職業の上位にあり、なくなる職業と言われています。
「経理」の話でいうと、経理の仕事そのものがなくなるのではなく、経理のいち部である、帳簿の作成や試算表の作成などの作業代行の仕事がなくなる可能性が高いと考えています。
そうなれば、報酬自体も下がり、いまと同じような仕事はなくなっていくでしょう。
そうなったときにどうするか、今のうちから考えても損はありません。
私は、日々考えることのひとつとして、仕事(のいちぶ)がなくなり、報酬が下がったときにどうするかがあります。
経理としての違いや、複数の収入源を作ることは、そのリスクヘッジにもなるので、おススメです。
今の仕事を別のカタチで出す
①カタチを変えて複数の方法で売る
私が取り組んでいるリスクヘッジは、今の仕事のカタチを変えて、収入源を増やすこと。
過去にしてきたことは、経理業の他に、
・セミナー業
・個別コンサルティング
・経理導入サポート
・法人設立サポート など
経理業を軸にしながら、提供する方法ややり方を別のカタチで出すことで、収入源を作り、リスクの分散をしてきました。
これにより、いまの仕事のいち部がなくなったとしても、他の仕事でリスクヘッジをとることができます。
更に、いまの仕事を別のカタチで出すのは、汎用性も上がり、他のアイディアにつながる可能性が高いので、ぜひ試していただければ。
②動く仕事、動かない仕事
仕事の中には、常に自らが動かないといけないものと、そうでないものがあります。
例えば、経理業やセミナー業は自らが動くことで収入となりますが、本や動画販売などをすれば、いち度は動く(録画など)ことが必要ですが、継続的に動かなくても収入源になりえます。
どちらかに偏るのもリスクが上がるので、ここのバランスは考えなくてはいけませんが、ひとつの選択肢として有効的な方法ではないでしょうか。
まとめ
起業後のリスクヘッジの考え方は、起業した方だけではなく、会社員であっても必要な考え方のひとつ。
いきなりうまくいくことはありませんので、少しずつ試しながらカタチにしていくのが理想だと思っています。
自分の仕事を見直し、今の仕事を違ったカタチでできないか考えることは、自分の仕事が将来なくなったときのリスクヘッジになるのでおススメです。
【編集後記】
昨日は昼から休みをとって足の治療に。ここ2年くらい突然の故障が出ます。特に追い込んだトレーニングをしているわけではありませんが、筋肉が固くなっていることも原因かもしれません。定期的なケアを続けるしかないですね。
【新体験】
とあるライブ配信にゲスト参加
【独立まで53日】