今年も残り1週間。
12月は個人の締め。
個人の方は決算(確定申告)があり、ひとり社長や会社員の方は年末調整があります。
お金の計算は過去のことであり、日々の記録をすることで、元旦には2019年の締めができます。
元旦に終わらせるお金のこと【メリット】
元旦にお金のことを終わらせるメリットは、
1.新しい年に集中できる
2.過去(去年)の数字を活かせる
3.過去のことに追われない
です。
1.新しい年に集中できる
新しいことに挑戦するときは、身体も心も注力させる必要があります。
これまで経験したことがないと、時間もかかります。
だからこそ、新年を迎えて、元旦から新しいことに挑戦しようとするときに、過去のことが残っていると集中が切れてしまいます。
去年のことは過去のことであり、今のことではありません。
だからこそ、新しいことに挑戦するときには、不要なものは徹底して削る必要があります。
2.過去(去年)の数字を活かせる
数字は活かすために必要であり、国に出すためではありません。(もちろん出さないといけないものは出しますが)
新しいことに挑戦していくに当たり、昨年の数字をいかに活かせるかが重要になります。
昨年の実績や今年の予算、今後の戦略に応じて、売上目標を決めていく必要があります。
・売上はいくらか?
・人数は何人か?
・単価はいくらか?
売上を決めるためにも、実績がないと目安も作れません。
新しいことをするためにも、過去の数字を把握しましょう。
3.過去のことに追われない
決算や確定申告では、過去の領収書や請求書が必要になります。
これら探すのは思うより時間がかかります。
領収書の場所、請求書の場所、ものによっては使った内容や誰と一緒だったかなど、思い出す必要があるものもあります。
決算や確定申告には期限があるため、いつまでも先に延ばしにはできないため、新しいことと並行していくと時間に追われる結果になります。
過去のことに追われないようにするためにも、元旦で過去のことを忘れ、新年を迎えるようにしましょう。
元旦に終わらせるお金のこと【やり方】
元旦にお金のことを終わらせるためには、
1.領収書・請求書を揃える
2.記録する
3.集計する
です。
1.領収書・請求書を揃える
これがいちばん重要であり、これがなければ始まりません。
まずは、領収書・請求書を揃えましょう。
支払ったもの、売上げたもの、これらに係る資料をとにかく1か所に集めます。
ここは誰も代わりにやってくれない(できない)部分なので、自分でやるしかありません。
まずは、ここから始めましょう。
2.記録する
1.が終わったらひたすら記録します。
手書きでも構いませんが、私はExcelがおススメです。
その理由は、項目ごと資料をまとめるほうが簡単で早く、入力もやりやすいから。
そして、最終的には日付順に並べる必要があるので、並び替えや集計も自分でコントロールできるので、おススメです。
必要に応じて、会計ソフトに取込みもできます。
これが手書きだと、2度の処理(書くと入力)が必要になりますので。。
3.集計する
これは、2が終わっていれば難しくはありません。
特にExcelで入力していれば、ピボットテーブルや関数を使って、集計ができるので早くできます。
応用が効く面でも、Excelで記録をおススメしています。
まとめ
今年の『お金の記録』を元旦に終わらせることは難しくありません。
このポイントはいかに、毎日記録するか。
毎日5分の記録も年間にすると30時間。
元旦に初めては間に合いません。
今年も残り1週間。
まだ時間はありますので、元旦決算を目指してみましょう。