ひとりで仕事をしていると、自分の専門分野をすることが増えて、自分の業界にのめりこみやすく、付き合う方も同じ業界の人たちが増えていきます。
売上を作るためにも専門性を磨くことは重要なことですが、それだけになってしまうと、新しいことへの挑戦や業界以外の考え方ができなくなるので要注意!
実際に起業(独立)をしてしばらくすると、そこで満足してしまう方がいます、
起業を目指しているときは、起業という目標に向かって様々な挑戦を繰り返し、ときには失敗したり、思ったようにいかなかったりして、そこを乗り越えることで達成感を味わって進んでいきます。
起業までには多くの時間とお金をかけて組んでいるので、起業後に目標を見失ってしまうのは、ある意味仕方がないことかもしれません。(そのくらいパワーがいることなので)
そのようなときにおススメしているのは、「初めてのことに挑戦」すること。
「初めてのことに挑戦する」は、これまで体験がないことだけではなく、経験したことがあるものでも、やり方を変えてみることも含んでいます。
例えば、私の仕事だと経理処理を違ったやり方でしたり、順番を変えてみることもあります。
趣味だと、マラソンをひとりでトレーニングしていたことを、仲間と一緒に走ったり、撮影しながら走るなど、工夫しつつ違った形を楽しんでいます。
やり方を変えるだけでも、上手くいかないこともあり、新しい発見もできます。
これ自体が新しい挑戦になりますし、これを乗り越えることで、スキルの幅や経験値が広がり、結果的に考えや行動にも深みが出てきます。
もしあなたが
・新しいことを始めてみたい
・最近、新しいことに挑戦していない
・時間の使い方が上手くなりたい
と思ったら、「初めてのことに挑戦」してみましょう。
というわけで、こんにちは。
「ひとり社長の手元に時間とお金を残す」サポートをしている新井です。
ひとり起業で時間と場所に捉われない生き方を実践しつつ、新しいことに挑戦する日々を暮らしています。
そのために仕事の仕組み化や効率化を進めながら、地方に移住して、好きな場所で好きな仲間と仕事や趣味を楽しめる環境づくりをしてきました。
最近は、地方でも稼げる仕組を作り、起業家を育てるサポートも行っています。
〇初めてのことに挑戦のメリット
初めてのことに挑戦する大きなメリットは「達成感が味わえる」こと。
私は起業家の話を聞くことが多く、
・起業後に目標を失った、
・どこを目指したらいいか分からない
という相談を受けることもあります。
これは起業という大きな達成感を味わったからこそ、起こる現象。
これをずっと引きずっていては、起業を楽しめなくなりますし、独立を長く継続することが難しくなり、やめてしまう可能性も上がります。
起業家は常に変化しなくてはいけませんし、成長していかなくてはいけません。
※ここでいう成長とは、規模を拡大していくことではないので、勘違いしないでくださいね。
そのような方に必要なのは冒頭から伝えている「初めてのことへの挑戦」。
初めてのことに挑戦することで、達成感が味わえます。
これは大きなことだけではなく、「できた!」と感じることが重要なので、ぜひ取り組んでみましょう。
私も、日々の仕事と趣味で達成感を味わうために、定期的にプログラミングを自分で研究したり、自分の知らない分野の本を読み漁ったりしています。
もちろん学ぶだけではなく、これをセミナーや商品、サービスにも活かしていきましょう。
〇挑戦することを見つけるために
「挑戦したいことを見つからない!」と思った方もいるかもしれません。
その場合は、周囲を見渡して、自分ができないことをやっている方やうらやましいなと思う方を探してみましょう。
これはひとりではなく、複数の方を見つけておくとネタが切れないのでおススメ。
今だと、YouTubeやSNSを使えばいくらでも情報は入ってきますので、すぐに始められますよね?
見つかったらその方の、
・ここがうらやましい
・ここは自分よりも強いな
と感じることを書き出して、自分ができるようになるために必要なこや、自分ならどのような戦略で戦うかをまとめてみましょう。
私だと、
・経理
・ひとり起業家
・YouTube
・ランナー
など、自分が取り組んでいる分野で自分よりも強い人を見つけています。
そこに追いつき、追い越すためにどうすればいいか?
日々、考えています。
〇挑戦は必要なのか?
ひとり起業は自分が商品の原資となるため、日々が欠かせません。
スキルも時代とともに急速に変化し、古くなりやすくなっています。
更に、起業をすると「自分はできる人間では?」と勘違いする可能性もあります。
ひとり起業では、誰かに注意されたり、指導されたりすることがないため、これを感じたら非常に危険!
自分でできないことを知り、「まだまだ挑戦者」と感じることが長い目で見て必要なことです。
それを知るためには、「初めてのことに挑戦」して、できない自分もいることを認識する必要があります。
起業を目指した「初心」を忘れないためにも、ひとり起業家こそ初めてのことに挑戦をしていきましょう。