【昨日の運動】
20kmJOG(嵐山コース)
【体重6kg減への道:▲2.2kg】
・仮勘定は早急に解決しておく
仮勘定は使い勝手がいい反面、放置しておくとその解決が非常に難しくなります。
仮勘定の代表例は「仮払金」、「仮受金」。
「仮払金」は、会社からお金が出ていったときに使用します。
例えば、会社から取引先にお金を払ったとき、従業員へお金を払ったときに使われることことがあります。
会社から取引先にお金を払ったけど、経理上、仕入か、通信費か、又は交際費など、どの科目にすればいいか分からないために使われる「仮払金」。
これは、どういう名目で払ったのか、何に使ったものかを把握しておけば、調べる、上司や顧問税理士に聞くことで解決するでしょう。
少しやっかいになるのが従業員にお金を渡したけど、何に使った報告がない、又は、これから使うため現時点では処理ができないため、「仮払金」として処理したときです。
最終的に、どういう名目で払ったのか、何に使ったものかを従業員の方から確認ができて領収書などの根拠書類(証憑)出てくれば問題ないのですが、従業員の方が証憑をもらい忘れ、又は紛失して、何に使った分からない時です。
証憑がなければ、処理もできませんし、本当に適正に使われたのかも分かりません。
最悪、仮払金で渡した金額が従業員の給与とみられることもあります。
仮払金をする際は十分注意して、早急に解決するように心掛けましょう。
・仮勘定で最もやっかいな仮受金
仮払金と同じく、仮勘定の中でよく使われる「仮受金」。
これは、仮払金以上にやっかいになることがあります。
通常は、会社に入金があったが何のお金か分からない時に、一旦「仮受金」として処理しておき、もらったお金の内容を確認するのが一般的な流れですが、取引がない会社からの入金や、保険会社等の入金であると調べるのに手間がかかります。
入金元の名前から連絡するのが一番早いですが、知らな会社の名前であれば直接自社の口座を扱う銀行に問い合わせなくてはいけません。
しかも、その場で連絡先を教えてもらうことは出来ず、こちらの連絡先を銀行に伝え、銀行が入金してきた会社に伝えて、そこからこちらに連絡が来る流れとなるため、内容の確認に長時間かかる可能性もあります。
仮受金は自社のみで解決できない場合もあることから、仮勘定の中では非常にやっかいなものになるため、通帳は毎日確認しておき、不明な入金があれば早急に解決しておきましょう。
・今思うこと
「仮払金」・「仮受金」使い方によっては非常に便利な科目ですが、便利である反面、一度分からなくなると解決が難しくなって労力も時間もかかります。
仮払金や仮受金は、決算書を見るうえで目につきやすい科目であるため、銀行に決算書を提出する場合や税務調査のときも聞かれる可能性は非常に高いです。
あとで、困らないように発生した都度確認して、早急に解決できるように注意しましょう。