【昨日の運動】
腹筋20×3
懸垂3×3
【体重6kg減への道:▲1.5 kg】
・新感染 ファイナル・エクスプレス
ちょっと遅いですが、9月1日に劇場公開された「新感染」を見てきました。
2年ぶりに見た映画「新感染」は、余裕がなくなった時に人間がとる行動と、親子、夫婦、恋人への思いに泣けるゾンビ映画でした。
物語は韓国。
感染者が出てくるのは、ソウル発、プサン行きの特急列車にひとりの女性が乗車したところから始まる。
電車の中には、別居中の妻に子供が会いたいと言われプサンまで子供に付き添う父、妊娠中の妻と妻にはめっぽう弱いその夫、野球男児とマネージャー、そして最後にポイントとなってくるバス会社の役員。
最初の被害者は、電車の乗務員。
感染した女性が倒れたため駆け寄った乗務員が声を掛け、他の乗務員と連絡を取っている間に突然噛みつかれる。
噛みつかれた乗務員は、ゾンビのように他の人噛みつきだす。
そこからどんどん感染者が増加。
乗客は車両の中を走って別車両へ逃げるものの、感染が止まらない。
逃げる途中で、目に映ったものを襲う習性と、自力でドアを開けることはできないことが分かり、ドアを締め切った車両で何とか落ち着きをとり戻すものの、途中下車したテジョン駅は感染者で溢れかえっており、再び電車に戻る。
走り迫る感染者から逃げるように電車を動かしたため、親子が、夫婦が、恋人同士が別々の車両に乗ってしまう。
そこから男3人、子供のため、妻のため、彼女のためにゾンビがいる車両を突破して、会いに行くというもの。
・どんなときも冷静になれるか
もう少し、お金に余裕があれば心に余裕ができる。
もう少し、時間があれば心に余裕ができる。
自分が追い込まれたら、他人にやさしくできない。
これって人間の本能だと思います。
自分に余裕がないとき、人はひとにやさしくはできないのではないでしょうか。どんな人間でも、自分が切羽詰まったら自分のことに目がいってしまいます。
先日みた映画「新感染」の最後のシーンは、まさにこの状況。
感染者のいる車両をなんとか通過して無事に先頭車両に到着した人は、初めから先頭車両にいたバス会社の役員を中心に、外から来たものは感染している可能性があると指摘されてしまう。
ここに入れるのは、絶対に感染していないと分かるもののみ。
と言われ、全員が感染者と同じ扱いを受け、同じ車両の中にいることはできないと言われてしまう。
そして、最終的に連結部分に追い出されてしまいます。
このシーンでは自分に余裕がないと、普段できている行動さえできなくなってしまう人間の弱さを感じました。
もし、日常の忙しさに忙殺され、心に余裕がないなと思う方には、自分は今どんな状態にあるのか確認するために見るといいでしょう。
後半には、親子と夫婦、恋人の愛情の溢れる感動シーンもあります。
・今思うこと
自分に余裕がないと、つい周りが見えなくなってしまう人間には、自己防衛本能があるのかもしれない。
余裕がなくなったときにどうするか考えるより、余裕がなくならないような生き方をするためにどのような選択が必要か。
それをあらかじめ決めておく。
忙しさのあまり、疲れ切って余裕がなくならないように。人生を選択していきましょう。