制約がなければ力が発揮できるとは限りません。
時間がもっとあれば、
お金がもっとあれば、
昔はそのように考えたときもありましたが、今は制約があるからこそ実現できると考えています。
制約があるから実現できる
制約があるとできない。
と言われると、そうでもありません。
例えば、『夏休みの宿題』。
夏休みの宿題は期限(制約)があります。
だからこそ、なんとかやりきることができるという方も多いのではないでしょうか。
夏休み前は計画的に少しずつ取り組もうと思ったものの、気づけば残り1週間。
それでも、期限があるからなんとかやり切ったと聞きます。
私も過去に何度か経験しており、9月1日の始業式当日の朝までやっていたことがありました。。。
しかし、これも期日という制約があったからできたこと。
もし、この宿題に制約がなく、いつ出してもいいと言われていれば、一生出さずに終わっていたと確信が持てます。
大人になってからも成約がある状態で取り組んでいるものは多いです。
先日のウルトラマラソンも同じように制約があります。
関門があり、制限時間があるからこそ、完走を目指し、トレーニングにも力が入ります。
制限時間がないから100km走り切れるかと言われると、そうでもなく、そもそも制限時間がないマラソンなら走っていないでしょう。
制限の中で工夫することが進化
制約があるからこそ、工夫は欠かせません。
トレーニングでも、少しでも効率を求めますし、試合でもいかにロスなく走れるか考えています。
走るペース、食事、休憩など、すべて制約があります。
最初の5kmのペースは6分で、10kmでは給水をしたり、休憩を見込んでペース配分を考えたりと、常に時間という制約の中でゴールを目指すからこそ、ゴールしたときはうれしいもの。(今回はリタイアしましたが。。)
仕事でも、時間という制約は常に感じています。
1日中仕事をするわけにもいきませんし、決算だと期限も決められています。
だからこそ、計画を立て、記録をして振り返り、クリアできるように工夫しています。
制約があるからこそ、工夫が生まれ、進化していくのではないでしょうか。
制約はなくならない
レベルが上がれば、制約に感じていたことが制約に感じなってきます。
昔は、できなかったこともレベルが上がったり、効率化できれば、制約は外れます。
しかし、ひとつクリアすればそこから新しい制約が出てくるもの。その瞬間は、苦しく感じるかもしれませんが、それがあるからこそ、進化していけるともいえるでしょう。
今は、制約はなくならないものと考えており、ひとつクリアしたら次はどのようなものが出てくるか、新しい発見と捉えるようにしています。
制約は、なくならないと考えると少し楽になるのではないでしょうか。
【編集後記】
今日は紙の処理に1日追われていました。
こちらがデータ化を進めていても、国や地方はまだまだ紙で送ってきます。
これも、制約と考えていますが、なかなかクリアできない。。。
【新体験】
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