お金と記録のWebセミナー2回目。
事業を継続していくために必要なことは、手元のお金を増やすこと!
これをテーマにお話させていただきました。
■セミナーの目的
■手元の残すお金を増やす
→そのために必要なことは、
- 手取額の仕組みを知る
- 経費の考え方を身に付ける
- お金の記録
お金の記録しないで事業を組み立てることはできません。
どんなに価値があることでも、継続できなくては、誰かに貢献することはできず、継続していくためには、手元にお金を残していく必要があります。
そこで、重要なのが『未来の資金予測』。
お金を手元に残すためには、必要な売上、利益があります。
売上があっても、経費を使いすぎていては、お金を残すことはできません。
適正な売上と売上に見合った経費。
これらのバランスが重要になってきます。
セミナーでは次のようなことを伝えました。
1.お金の手取り額の仕組み(会社員と個人、法人)
何事も、仕組みを知ることは、最速で目標を達成することになります。
お金を残すためには、その仕組みの理解が欠かせません。
会社員の手取り額や個人事業主、ひとり社長の3パターンで手取り額の仕組みを話しました。
2.経費の目安額
会社員の場合は、経費という考えがありませんので、
・何が経費になるのか?
・経費の目安はいくらになるか?
・経費の基準をどう考えるか?
ここが最初の問題です。
売上につながるものが経費と言ってしまえば、当たり前のように聞こえるかもしれませんが、売上につながるとは、どういうことか。
そこの理解も必要になります。
手元にお金を残していくために、経費の目安を話しました。
3.経費から売上を導き出す
売上単価を決めるとき、最初は戸惑います。
金額をいくらにすればいいのか、安ければいいというものでもありません。
そこで使うのが、経費から売上を導き出す方法です。
必要な経費を計算すれば、必要な売上も見え、これらを数字に落とし込むことで、売上単価や数量が分ってきますので、最初の目安になります。
4.お金の記録の方法
最後に、お金の記録をどのようにしていくか。
お金の仕組みや、売上目標ができても、記録がなくては改善に繋げられません。
記録を活かす、『未来の資金予測』をしていくためにも、記録が始まりです。
いかに、記録を続けていくか、コツを紹介しました。
●参加者の感想●
話を聞いてお金に対するハードルが下がりました!
【困っていたこと】
個人事業主としてやっていく上で、お金のことについて、どんなことをしないといけないのか、知りたかったです。
【改善されたこと】
どれが経費になるのかを考えることがストレスだったので、項目はともかく領収書、請求書の書類を残しておくことが大事ということが聞けて、ハードルが下がりました。
【ひと言】
とにかくレシートや領収書を取っておけば大丈夫、と仰っていたことが残っています。
K.Uさま
最初の一歩が分かりました!
【困っていたこと】
個人事業主のお金の管理をどうしていけばいいか分からなかった。
【改善されたこと】
領収書のまとめ方が分からなかったけど、まずは1箇所にまとめるというシンプルなことから始めたらいいと分かって安心しました。
【ひと言】
確定申告は1月1日に終わる!
K.Tさま
当たり前で、できることから始めます!
【困っていたこと】
2度目の参加ですが、再度学びたいと思い参加しました。
【ひと言】
しっかりと記録と残すという事。当たり前だけど、めちゃ重要。
S.Sさま
●新井の感想●
お金のことって皆さん興味があるんだけど、なぜか勉強する機会は少ない。日本ではお金の話はしない雰囲気があり、学ばないまま社会に出てしまいます。
ヒトは、分からないことに対して、難しく考えてしまうと感じました。未知の領域って怖いし、見えないから想像で難しくなっているのかもしれません。
最初の一歩を知ってもらうことで、想像を現実に変えて、まずは何をすればいいか目の前のことに取り組んでもらういい機会。
私も経理の仕事を始める前は、お金の記録を全く活かすことができていませんでした。しかし、経理を始めて10年、家計簿は高校から21年つけていますが、記録を活かす方法はたくさんあります。
事業にしろ、家計にしろ、お金に振り回されず、コントロールしていくためにも、お金のこと、記録のことを学ぶ機会を提供していきたいと思っています。
これまで学んだことがないものだからこそ、悩みも考えも人それぞれ。今後もセミナーを通してお金の記録、その重要性を伝えていきたいと思います。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。
●セミナーの特徴●
・対話重視
お金の話は専門用語が多くなる傾向にあるため、講師の言っている言葉では伝わらないことも多くあります。そのため、対話や現状を聞きながら進めていく対話形式をとっています。
・次のような方に向けて開催
・これから起業する。
・これから副業を始めたい。
・今後の事業を伸ばしていきたい。
そう思っているけど、お金のことってどうしたらいいか分からないし、誰に聞いたらいいか分からない。
そのような方に向けてセミナーを開催します。