③.新規事業と資金計画

アイディアを事業化するための資金計画セミナー4~粗利の2割貯金で手元に残るお金が増える!~

 

こんにちは!手元にお金を残す「超経理」の新井です。

今日は「アイディアを事業化するための資金計画セミナー」第4回目です!(前回記事はこちら

粗利の何割を貯金できていますか?

Step3「粗利の2割を貯金」についてのお話です。

いきなりですが、ここで質問です。

「皆さんは、粗利の何割を貯金できていますか?」

 

新井は、

粗利の2割を貯金しましょう!

とお伝えしています。

2割貯金をオススメする理由

なぜ粗利の2割なのか?

売上から仕入を引いた差額が粗利です。もし物販など仕入がなければ、売上イコール粗利になります。

この粗利の2割を残すことによって、一部を税金に、一部を手元に残すという流れが自動的に作れます。

粗利の2割貯金ができるようになれば、確実に会社にお金が貯まっていく状況が作れますので、ぜひ皆さんにも実践していただきたいなと思います。

固定費を下げると事業が安定する

粗利を2割貯金するために何が必要か。

まずは固定費を下げることです。

固定費とは、人件費や賃借料など、売上がゼロでも払わなければいけない費用です。

固定費を下げることで経費削減にもなりますし、事業が非常に進みやすくなり、安定していきます。

変動費というのは、変動収入に対応した費用になりますので、当然収入が上回るように仕事をしないといけません。

ここで赤字になるのであれば、そもそも変動費の事業はやらない方がいい(事業が継続できない≒破綻している)と新井は考えています。変動費については、それを上回る利益を出すべきものだという認識で進めていきましょう。

固定費の代表例である人件費。

人件費というと、給料だけ考えがちですが、実際は社会保険料に15%、その他に机やパソコン、備品、交通費や採用の費用などのコストがかかります。

ひとを一人雇うときには給料の1.5倍は必要になりますので、注意が必要です。

固定費は固定収入で賄う!変動収入はボーナスと心得よ

固定費は、固定収入で賄うようにしましょう。

先程お話しましたが、変動収入からは利益が残ります。

固定費を固定収入で賄うことができれば、基本的に事業は黒字になり、安定していきます。

 

よくあるパターンで、変動収入で固定費を賄ってしまうと・・・

黒字になる月、赤字になる月と事業が安定しません。また、変動収入は変動するものなので、収入が入ってこない場合もありえます。

変動収入にはできるだけ頼らないようにして、固定費を抑えていきましょう。

 

理想の形は、固定収入で固定費を賄う状況です。

常に固定収入の方が固定費より上回ることで、変動収入が多少増減しても問題なく事業が回ります。精神的にも安心しますし、事業も安定して財務基盤も強化されていきますの、ぜひこの形を目指してみてください!

 

固定費を変動収入で賄うと、資金不足パターンに陥ります。

変動収入は、あるかないか分からないものですので、できるだけ固定収入を確立しましょう!

事業を組み立てるときは、

固定費を固定収入で賄う

変動費は変動収入で賄う

こちらをオススメします!

まとめ

ここまでのまとめです!

粗利の2割は貯金!

変動収入はボーナスと思って当てにしない!

固定費は固定収入で賄えるくらいに抑える!

ワーク:固定収入と固定費を出してみましょう!

最後に、ワークをやってみましょう!

固定収入と固定費を記入してみてください。

固定収入が固定費を上回っていれば事業は安定します。もし、固定費が固定収入で賄えていない状況であれば、ぜひ固定収入を増やす努力をしていただきたいと思います

 

次回は、これまでの「アイディアを事業化するための資金計画セミナー」おさらい記事です!

手元にお金を残る仕組みを作って、あなたのやりたいことやアイディアを事業化するために、新井と一緒に学んでいきましょう!