※初めての料理は切るだけ
トライアスロンを始めて1年。2回目の試合が来月になります。
今年は個別レッスンでスイミングを強化してきて、昨年よりもフォームは良くなっていますが、速度はあまり変わっていません。
スイミングでできない自分を知ったことは、新しい発見とこれまでの経験を振り返るいいきっかけになりました。
初心は忘れていくから「できないことを経験する」
始めはできないことも、何年か継続するとできるようになってきます。
私は、経理を始めたころは、仕訳の借方、貸方も分かりませんでした。
そこから、実践と勉強を何度も繰り返すことによって、仕訳を覚え、月次決算ができるようになり、年次決算や資金繰り事業計画もできるようになっています。
ただ、注意したいのは仕事ができるようになったからといって(自分なりにできるレベル)も、できないことがあることも忘れないようにしています。
ずっと同じことを繰り返したり、同じ業界だけを見ていると、経験年数が増えるにつれてできることが増えていくので、何でもできる錯覚が起きやすくなります。
これを防ぐのに有効な方法は、できないことや未経験なことをやってみること。
できないことや未経験のことであれば、最初は全くできません。(それなりにできる方もいるかもしれませんが)
「初心を忘れない」という言葉は好きですが、初心は忘れてしまうもの。
だからこそ、初心の気持ちを持って始めることに挑戦することが最も思い出しやすく、分かりやすい方法ではないでしょうか。
スイミングでできない自分を知った結果
最近始めたことで、最もできないと感じたのはスイミング。
昨年から始めたトライアスロンの最初の種目にスイミングがあるため、昨年はスイミングスクールに通い、今は個別レッスンを受けています。
ただ、1年経っても泳いで上手くできた実感はありません。(自分なりにですが)
先日もプールで泳いでいると、70歳の方に簡単に負けてしまい、まだまだスイミングはできないということを実感しています。
このできないことを経験すると、できない悔しさに始まり、何が原因でできないのかという分析、改善案の実行と、改善と実行をくり返すことができます。
何より、自分にできないことを身をもって体験することで、過去にできないことが会ったときの初心を思い出すことができました。
初心が教える仕事に役に立つ
何かを教えるときに、できなかったときの初心を思い出しておくと、伝える側の気持ちも理解できて、話し方も変わってきます。
特に自分の専門分野を教えるときは初心を忘れていることも多く、「できない気持ち」が、分からなくなってしまうことがあるのではないでしょうか。
ひとに何かを教えるときに、自分も最初はできなかったという気持ちを持っておくと伝わりやすくなるので、ぜひ初心を忘れないためにもできないことに挑戦をしてみましょう。
【編集後記】
昨日は、所得拡大促進税制の説明資料の作成。計算は完了しましたが、計算根拠などの説明をするのは恐らく来年以降。人が見ても説明できるように作成しました。
【新体験】
クラブハリエのハリエアソート
【独立まで4日】