※手元に残すために天引き
お金や時間を残すために、最初に取り組んだのは天引きでした。
社会人になりたてのこと、貯金がなかなかできず給料の天引きを始めたところ、すぐに貯金を作ることができました。(金額は少ないですが。)
このときに感じたのは、残ったら貯金しようとしてもできないということ。
今は、お金も時間も天引きをしています。
天引き
天引きは、手元に入ってきた(持っている)お金(時間)から先に引いておき、最初から無かったものとして、残った分でどうにかやりくりすること。
給料天引きはよく使われており、給与計算を始めてから、多くの方が天引きを利用していることが分かりました。
この無かったことにするのが大切で、ヒトはあるとある分使ってしまう生き物です。
お金はあればあった分使ってしまい、時間があればあった分使ってしまうもの。
5日でできる仕事でも、締め切りが10日あれば10日かかってしまう(かけてしまう)こともあるのではないでしょうか。
時間もなければ、ない中で工夫するしかありません。だからこそ、先の天引きをすることをオススメしています。
お金の天引き
お金の天引きでいくつか実践しているのは、売上の2割を使わないこと。
これは税金を払うための余力として残しています。
実際には、まるまる税金で払うことはないので、余った分をボーナスとして欲しいものを買うなど、ご褒美として設定。
この事前の天引きを、手元現金からもないこととして考えていくと、毎月の決算では資金繰りがギリギリになることもありますが、そのくらいに考えておいたほうがいいと思っています。
私の場合は、余裕がありすぎると不要なものをお金を使ってしまうので、あえてキツいと感じるくらいに設定しておくほうが、丁度良いと感じていますので、ぜひ試していただければ。
時間の天引き
時間の天引きは聞き慣れない方もいるかもしれませんが、お金よりも時間の天引きは重要だと思っています。
理由として、時間は貯蓄できないこと。
お金は貯めて、自分の使いたいときに使うことも可能ですが、時間は貯めることができません。
毎日、同じ時間しか使うことはできないので、天引きをしないと二度と使うことはできなくなります。
だからこそ、タスク管理で時間を天引きしておき、残った時間で仕事をしていくようにしています。
仕事は、短い時間だから効果が低く、長く時間をかけたら効果が上がるというものではないので、時間を天引きして、残った時間をどのように使うか考えておくことが必要ではないでしょうか。
まとめ
天引きをするのは、少ないお金、時間で工夫を生み出す意味もあると思っています。
たくさんあれば、その分使ってしまう、余裕が出てしまうからこそ、先に制限を加えることで、考えて行動ができると思っています。(そうでない方もいるかもしれませんが)
もし、余裕があるとつい甘えてしまうと思う方は、ぜひ試していただければ。
【編集後記】
週末は福井県大野市で打合せでした。
土曜は、町歩きと仕事を少し。音声録音を初めてしたので配信が楽しみです。
日曜は、あられの降る中のジョギングでしたが、足の調子も良くなってきて徐々に走れるようになってきました。
【新体験】
・音声録音
・新しいランニングコース
・ゆめすけ団子
・お食事処 しもむら