初めてのことには、不安やリスクがつきまといます。
しかし、何ごとも初めてを回避することはできませんし、挑戦しないことには達成することもありません。
不安をゼロにすることはできないと思っているので、トレーニングをして減らすしかありません。
そして、リスクを最小限に抑えて、挑戦していくしかないと思っています。
不安とできないことは習って解消
先日、初めてトライアスロン大会に参加。
トライアスロンでいちばん不安だったのが、泳ぐこと。
小さいときから、プールの授業が嫌いで、授業でも体育の先生からは「遅すぎるから、足ひれをつけて」と、40人のクラスの中で私だけ足ヒレをつけて泳いでいました。
今回泳ぐのは1,500m。
これまで連続して泳いだ経験は50m。
30倍の距離を泳ぐのに我流のトレーニングでは時間もかかるし、うまくいくとは限りません。そこで、スイミングスクールに通いました。
お金を使って習うことで早く、正確にできるようになるのであれば、投資と考えてやってみる価値はあります。
スイミングスクールは、週に1回で、年齢層は高く、50代~60代の方が多かったので、これならついていけるなと思っていましたが、実際には全く歯が立ちません。
25mプールで100mを泳ぐと1周遅れになることも。。。
しかし、少しずつ泳げるようになっていくのが実感できたので、スクールに入ったのは正解でした。
これまでの泳ぎは、腕の回転やバタ足をひたすら繰り返す泳ぎになっていて、25m泳ぐだけで呼吸が上がる状態。
最初の泳ぎ方では1,500mはもたないと言われており、コーチから手の使い方やバタ足のコツ、息つぎの方法など教えてもらうことで、泳ぎ方が改善され、500mを泳ぎきることができました。
改善点は、自分だと気づかないことも多く、第三者の目線を入れると簡単に改善される場合があります。
これは、水泳だけではなく、仕事も同じで、自分の仕事のやり方や見せ方、打ち出し方も第三者の目が必要と感じています。
不安やリスクを減らすためにモノに頼る
泳ぐトレーニングを続けたことで、不安が少し減りましたが、リスクはまだあります。
それは、本番は足が着かない場所で泳ぐこと。
今回のトライアスロン大会で泳ぐ場所は湖。
これまで、1,500mを泳いだことがないのももちろんですが、スタートからゴールまで足がまったく着かないというリスクがあります。
しかも、スタートを待つ間(10分ほど)は浮いて待っていなければいけません。
そこで、リスク回避として、ウェットスーツを購入。
(ウェットスーツが義務の大会もありますが、今大会では義務ではありませんでした。)
ウェットスーツを着ると、浮力が増して溺れるリスクを回避でき、泳ぎも早くなると言われています。
実際に海に入って試しましたが感動するくらい、浮きます。
そして、泳ぐのもラクでした。
不安やリスクを、モノに頼ることで減らすこともできます。
特に、水泳は命にも関わることなので、投資する価値はあります。
水泳のスタートでは、スタートについてから10分ほど浮いて待っていましたが、不安なく待っていることができ、結果的には体力の温存もできました。
それでも、水泳は後ろから数えたほうが早かったですが。。。
まとめ
初めてのことに挑む不安やリスクはなくならないので、トレーニングすることはもちろんですが、人に頼る(習う)、モノに頼ることも必要になります。
今回は、水泳だけではなく、トライアスロンについても経験者に聞いたり、自分で調べたりもしました。
いちど経験すれば、次は改善につなげられます。
不安やリスクを自分で解決するのも手ですが、ヒトに聞いたり、モノを使うことはできないか、調べてみるのも手です。
【トライアスロン初戦の記録】
水泳:1.5㎞:41分51秒
自転車:40km :80分
ラン:10㎞:55分14秒
合計:2時間57分05秒